【屋根塗装】縁切り?タスペーサーとは?BLOG
倉敷市地域密着49年 屋根工事・外壁専門ショールーム 住彩(すまいろう)です。
タスペーサーとは?
すまいろうでは、スレート屋根の塗装の際 タスペーサー を使っております。
従来スレート屋根の塗替えの際は、皮スキやカッターなどで塗膜を切って隙間を開ける縁切り工法が多かったのですが、塗料が乾く前に再度くっついてしまうこともあります。
それを防ぐために最近ではタスペーサーを使って縁切りをすることが増えてきました。
↑こちらがスレート屋根、住宅で多く使われており カラーベスト や コロニアル とも呼ばれております。
メンテナンスの周期は7~8年程度と言われており、色あせ・破損が気になる方は是非 ドローン点検 を!!
( スレート屋根は塗装をすると劣化してしまうものもございます。すまいろうでは診断士がしっかりとチェックし塗装が出来ない場合は カバー工法 や 葺き替え など屋根の劣化状況に合わせたご提案をさせていただきます。 )
そもそも縁切りって必要??
スレート屋根を塗装すると上の屋根材と下の屋根材との隙間を塗料が覆ってしまい密着した状態になってしまいます。
縁切りをせずにそのままにしておくと毛細管現状(水が狭い所に入ろうとする力が働き、重力に逆らって吸い上げられる現象)で吸い上げられた雨水を排出することができなくなり最悪の場合、屋根材下部にある下地材を腐食させてしまい雨漏りしてしまう恐れがあります。
施工方法は、スレート屋根を洗浄後、下塗り(シーラー、プライマー等)塗布後、十分に乾燥させてからタスペーサーを差し込んでいきます。
今回は2回目の塗替えのため、屋根材重なり部に付着している旧塗膜やその他の汚れを完全に落としてから取り付けます。
あとはいつも通り、スレート屋根に負担をかけないよう塗っていきます。
タスペーサー挿入後は、過度に荷重をかけると割れてしまう恐れがありますのでご注意を!
写真では分かりづらいですが塗装後も屋根材の間に隙間ができ、屋根材の下に雨水がたまらないようになっております。
縁切り工法は 屋根塗装 をする際にとても重要な工法です。室内に雨漏りを起こさないためにも必ず実施しておかなければなりません。
※屋根材の種類や急勾配な屋根の場合など縁切りの必要のない場合もございます。見積りに縁切りついて記載のない場合は、その業者へ確認するほうがよいでしょう。
倉敷市近郊で外壁塗装・屋根工事・防水工事・雨漏り補修・コーキング工事などお住まいに関することならお気軽にご相談ください!!