「外壁塗装の見積もりを取ったら『3回塗り』と書いてある会社と『4回塗り』と書いてある会社があった…」 「塗り回数は多いほうがいいの?それとも回数を増やして費用を高く請求されているの?」
倉敷市で外壁の塗り替えをご検討中の方から、このような疑問やご相談をいただくことがよくあります。
※各塗料メーカーでは外壁塗装には、一般的に下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本塗装仕様として推奨されています。
この章では、それぞれの工程が持つ役割と3度塗りが必要な理由を詳しく解説します。
結論からお伝えすると、外壁塗装は「基本は3度塗り」、ただし「お家の状態や使う塗料によっては4回塗りが必須」になります。
今回は、晴れの国・岡山県倉敷市で地域密着の塗装工事を行っているプロの立場から、3度塗り・4回塗りが重要な理由と、それぞれの違いについて分かりやすく解説します!
1. 外壁塗装の基本はなぜ「3度塗り」なのか?

外壁塗装は、同じ塗料を単に重ねているわけではありません。役割の異なる塗料を順に塗り重ねることで、初めて強固な保護膜(塗膜)が完成します。
1回目:下塗り(シーラー・フィラー等)
外壁材と上塗り塗料を密着させる「接着剤」の役割。傷んだ外壁の吸い込みを止めます。

2回目:中塗り(仕上げ塗料の1回目)
塗料メーカーが指定する適切な「膜厚(塗膜の厚み)」を作り、耐久性の土台を築きます。

3回目:上塗り(仕上げ塗料の2回目)
塗りムラをなくして美しいツヤと色を出し、雨風や紫外線から家を守る最終コーティングを施します。

この3つの工程をどれか1つでも省いてしまうと、どんな高級塗料を使っても数年で剥がれや色あせが起きてしまいます。
2. 「4回塗り」が必要になる2つのパターンとは?
では、なぜ「4回塗り」を提案されるケースがあるのでしょうか?実は、職人の気まぐれではなく明確な技術的理由があります。
パターン①:外壁の劣化が激しく、下塗りを吸い込んでしまう場合
築年数が経っている場合や、前回の塗装から時間が空いて外壁が傷んでいる場合、1回目の下塗り塗料を外壁が勢いよく吸い込んでしまいます。そのまま中塗りをすると密着不良を起こすため、「下塗りを2回」重ねて下地を補強する(計4回塗り)必要があります。
パターン②:高耐候性塗料(無機塗料や難付着サイディング用)を使う場合
近年人気を集めている超高耐久の無機塗料や、特殊なコーティングがされた外壁材(難付着サイディング)の場合、専用の特殊下塗り材を挟むことで「下塗り2回+中塗り+上塗り=計4回塗り」というメーカー仕様が定められていることがあります。
3. なぜ倉敷市で「適切な塗り回数」が特に重要なのか?

倉敷市をはじめとする瀬戸内エリアは、全国的にも「日照時間が長く、降水量が少ない」恵まれた気候です。しかし住まい視点で見ると、「一年を通して紫外線を浴びる時間が長い」という過酷な環境でもあります。
塗料の膜厚が不足していると、強い紫外線によって以下の劣化が急速に進行します。
-
チョーキング現象(手で外壁に触ると白い粉がつく)
-
塗膜のひび割れ・めくれ
-
防水性の低下による外壁材自体の腐食
紫外線に負けない塗膜を作り、10年〜20年とお住まいを守り続けるためには、倉敷市の気候とお家の劣化度合いに合わせた「正しい塗り回数(3回〜4回)」の見極めが不可欠なのです。
4. 塗りすぎ注意!?4回塗りのデメリット
4回塗りは一見すると「塗り回数が多いほうが手厚くて長持ちしそう」と思われがちですが、適切でない下地や状況で4回塗りをすると、以下のような明確なデメリットやリスクが発生します。
塗膜が厚くなりすぎて「不具合(剥がれ・縮み)」が起きる
塗料は「塗れば塗るほど良い」というものではありません。
-
塗膜剥がれのリスク: 塗膜が厚くなりすぎると、内部の乾燥が不十分になったり、塗膜自体の重量や硬化時の収縮応力によって、下地に追従できずに塗装ごとペロンと剥がれてしまう原因になります。
-
縮みやシワ: 塗料が乾き切らないうちに塗り重ねると、表面だけが先に乾いて内部の溶剤が抜け出せず、表面にシワや縮みが生じます。
乾燥時間を無視した「手抜き施工(不良施工)」の隠れ蓑になる
最も注意が必要なのが業者による不良施工です。本来は「下塗り→乾燥→中塗り→乾燥→上塗り」と、塗料メーカーが定める乾燥時間(インターバル)を厳守しなければなりません。 悪徳業者の場合、「うちは丁寧だから4回塗りです!」とアピールしながら、乾燥時間を守らずに半乾きのまま1日で何回も塗り重ねるケースがあります。これは性能を発揮しないどころか、早期施工不良を招きます。
湿気が逃げにくくなり「膨れ」が発生する
サイディングやモルタル壁などの外壁材は、建物内部からの湿気を外へ逃がす通気性・透湿性が重要です。塗料を4回塗って塗膜を極端に厚くしてしまうと、壁内部の湿気の逃げ場がなくなり、太陽熱で温められた湿気が塗膜を押し押し上げて「膨れ(水ぶくれのような状態)」を作る原因になります。
- 4回塗りをおこなう場合は、「なぜ4回塗りが必要なのか?」をしっかりと業者に確認した上でおこないましょう。
クラコーにお任せください!
外壁塗装において大切なのは、「安易に回数を減らさないこと」そして「必要もないのに無駄に回数を増やして高額請求しないこと」です。
当社では、倉敷市の気候を知り尽くしたプロが現場をしっかり診断し、あなたのお家に本当に必要な回数(3度塗りなのか、4回塗りが必要なのか)をごまかしなくご提案いたします。
-
「我が家は3回塗りで十分?4回塗りが必要?」
-
「他社の見積もりの塗り回数が適正か見てほしい」
-
「まずは状態チェックと費用感だけ知りたい」
このようなご相談も大歓迎です!現地調査・お見積もりは完全無料ですので、倉敷市で外壁塗装をお考えの方はぜひお気軽にお問い合わせください👷♂️✨