【倉敷市】外壁塗料のグレードについて～外壁塗料の比較～BLOG
倉敷市地域密着４９年屋根工事・外壁塗装専門ショールーム住彩（すまいろう）です。
今回は住宅の外壁塗装に使われている塗料のグレードについてご説明と住宅塗料のシェア９０％を占める国内メーカー関西ペイント、日本ペイント、エスケー化研３社の塗料もご一緒にご紹介いたします😌
※耐久年数は一般的なものです。お住まいの環境や塗料によって異なります。
アクリル塗料
アクリル樹脂が含まれている塗料で耐久年数が低いため、現在住宅の塗り替えではほとんど使われることはありません。耐久年数は低いですが安価な塗料のため、DIYで簡単に塗る場合などに適しております。
ウレタン塗料
ウレタン樹脂が含まれている塗料で、アクリル塗料同様耐久年数が低いため使われることが減ってきておりますが、密着性に優れており付帯部などの細部への塗装に現在でも使われることがあります。
代表的なウレタン塗料の商品名
関西ペイント：セラMレタン、コスモレタン
日本ペイント：ファインウレタンU１００
エスケー化研：クリーンマイルドウレタン
シリコン塗料
シリコン樹脂が含まれている塗料で一般的に使われているシリコン塗料はアクリルシリコン樹脂を使用しております。アクリル樹脂をベースとしているので耐久性が低いと思われがちですが、アクリル塗料とは全くの別物で、耐久性も高く、コストパフォーマンスもよいため住宅の塗り替えでも多く使用されております。また、塗料によって、遮熱、断熱性能を持ったシリコン塗料もあります。
代表的なシリコン塗料の商品名
関西ペイント：コスモシリコン、アレスクールSi（遮熱）
日本ペイント：ファインシリコンフレッシュ、サーモアイSi（遮熱）
エスケー化研：クリーンマイルドシリコン
ラジカル塗料
「ラジカル」とは樹脂の名前ではなく塗膜の劣化の原因物質のことです。そのラジカルの発生を抑制する塗料なので、ラジカル塗料またはラジカル制御塗料といいます。ラジカル塗料のベースとなるのはアクリル樹脂塗料かシリコン樹脂塗料などの従来の塗料なのです。ラジカルの発生を抑えることで耐久性が非常に高いのに価格もシリコン塗料とさほど変わらないため住宅の塗り替えにおいてとても人気のある塗料です。
代表的なラジカル塗料の商品名
日本ペイント：パーフェクトトップ
エスケー化研：エスケープレミアムシリコン
フッ素塗料
フッ素樹脂が含まれている塗料で、耐久性が非常に高いのですが、他の塗料に比べて高価な塗料です。一回の塗替え費用は高くなってしまうのですが、耐久年数が長いため建物のライフサイクルコストの削減につながります。
代表的なフッ素塗料の商品名
関西ペイント：セラMフッソ、アクアセラフッソ
日本ペイント：ファイン４Fセラミック、サーモアイ４F（遮熱）
エスケー化研：クリーンマイルドフッソ
無機塗料
セラミックやケイ素などの無機物を主成分としている塗料です。無機物の例としては、ガラスや陶器、レンガ、石などがあります。無機物は紫外線などによる劣化が起こりにくいため塗料においても優れた耐候性を持っております。しかし無機質なものは基本的に固いため、一般的な無機塗料は無機と有機のハイブリッド塗料であり、無機物１００％の塗料ではありません。紫外線に強いため耐候性が高く、汚れも付着しにくい塗料ですが、フッ素塗料よりも高価な塗料になります。
代表的なハイブリッド無機塗料の商品名
日本ペイント：パーフェクトセラミックトップG
エスケー化研：スーパーセラタイトF
まとめ
それぞれの外壁塗料の特徴をご説明いたしました。塗料選びで迷われている方は、塗装をしたおうちに何年ぐらい住まれるかを考えて選ばれると良いでしょう。また、塗装業者によって得意な塗料や提案内容も変わってくるため、複数の業者にお見積りを依頼し、塗装経験が豊富な業者と一緒に最適な塗料選びをすることをおすすめいたします。
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