屋根塗装は本当に必要？放置するとどうなる？後悔しないための屋根メンテナンス講座BLOG
倉敷市地域密着５３年外壁塗装・屋根工事専門店クラコーです。
「屋根塗装って、なんだかお金がかかるし、本当に必要なのかな？」
そう思っていませんか？確かに、屋根塗装は足場を設置して塗装が必要なため安価なメンテナンスではありません。しかし、その必要性を理解せずに放置してしまうと、将来的に想像以上の大きなトラブルや高額な修理費用につながる可能性があるのです。
今回は、「屋根塗装は本当に必要なのか？」という疑問にお答えするとともに、放置することで一体何が起こるのか、後悔しないための屋根メンテナンスの重要性を徹底解説します。
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目次
なぜ屋根塗装は必要なのか？その理由を徹底解説
屋根は、私たちの住まいを雨風や紫外線、厳しい気候条件から24時間３６５日守ってくれている、まさに「縁の下の力持ち」です。しかし、常に過酷な環境に晒されているため、徐々に劣化していきます。その劣化の進行を食い止め、建物の寿命を延ばすために、屋根塗装は非常に重要な役割を果たすのです。
防水性の維持・向上: 屋根材の表面に塗られた塗膜は、雨水の浸入を防ぐ防水の役割を果たしています。経年劣化により塗膜が剥がれたり、ひび割れたりすると、屋根材の内部に雨水が浸入し、雨漏りの原因となります。屋根塗装によって、防水性を維持・向上させ、建物内部を水の被害から守ります。
屋根材の保護: 紫外線は、屋根材の表面を劣化させる大きな要因の一つです。塗料に含まれる顔料や樹脂は、紫外線を吸収・反射し、屋根材を保護する役割を果たします。塗装を定期的に行うことで、屋根材の寿命を延ばし、葺き替えなどの大規模な工事の時期を遅らせることができます。
美観の維持: 屋根は、住まいの外観を大きく左右する要素の一つです。色褪せたり、汚れが目立ったりした屋根は、家全体の印象を古く見せてしまいます。屋根塗装によって、美しい外観を維持し、住まいの資産価値を高めることにもつながります。
遮熱・断熱効果の付与（高機能塗料の場合）: 近年では、遮熱性や断熱性を持つ高機能な塗料も登場しています。これらの塗料を屋根に塗布することで、夏場の室温上昇を抑えたり、冬場の室温低下を防いだりする効果が期待できます。これにより、光熱費の削減にもつながります。
屋根塗装は屋根材によって必要な場合と不必要な場合がございます。まずはご自宅の屋根に何が使われているのか？そして屋根塗装が必要な屋根材かどうかを確認してみましょう。屋根材、塗装が必要かどうかわからない場合は専門業者に見てもらい屋根塗装が必要かどうかを相談してみましょう。
※屋根材の種類を確認したい方はこちらのブログをご覧ください。
屋根塗装を放置するとどうなる？想像以上のリスク
では、屋根塗装を放置すると、一体どのようなリスクがあるのでしょうか？
雨漏りの発生: 塗膜の劣化が進み、防水機能が低下すると、屋根材の隙間やひび割れから雨水が浸入し、雨漏りが発生します。雨漏りは、天井や壁のシミ、カビの発生、構造材の腐食など、様々な二次被害を引き起こします。
屋根材の劣化進行: 塗膜による保護機能が失われると、屋根材自体が直接紫外線や雨風に晒され、劣化が急速に進行します。スレート瓦のひび割れや剥がれ、金属屋根のサビ、セメント瓦の吸水による凍害などが起こりやすくなります。
下地（野地板）の腐食: 雨漏りを放置すると、屋根材の下にある野地板と呼ばれる木材が腐食し、強度が低下します。野地板の腐食が進行すると、屋根全体の構造的な問題につながり、最悪の場合、屋根の葺き替えが必要になることもあります。
建物全体の寿命低下: 屋根の劣化は、建物全体の寿命を縮める要因となります。雨漏りによる内部の腐食は、柱や梁といった建物の主要構造部を蝕み、建物の耐久性を大きく損ないます。
美観の悪化と資産価値の低下: 色褪せや汚れが目立つ屋根は、住まいの印象を大きく損ないます。また、建物の維持管理が行き届いていないと判断され、将来的に売却する際の資産価値低下にもつながります。
後悔しないための屋根メンテナンス：適切な時期と業者選び
屋根塗装の必要性と放置するリスクをご理解いただけたでしょうか？では、後悔しないためには、いつ頃屋根塗装を行うのが適切なのでしょうか？
一般的に、屋根塗装の目安は、使用する塗料の種類や屋根材によって異なりますが、新築から7年～10年程度と言われています。塗膜の劣化サインとしては、以下のようなものがあります。
- 色褪せ
- チョーキング（塗膜を手で触ると白い粉が付く）
- コケや藻の発生
- 塗膜の剥がれ、ひび割れ
これらのサインが見られたら、早めに専門業者に点検を依頼し、適切なメンテナンスを検討しましょう。
また、業者選びも非常に重要です。信頼できる業者を選ぶためには、以下のポイントを参考にしてください。
- 実績と評判: 地域での施工実績が豊富で、口コミや評判の良い業者を選びましょう。
- 資格の有無: 建築士や塗装技能士などの資格を持つ業者は、一定の知識と技術を持っている証となります。
- 丁寧な見積もりと説明: 見積もりの内訳が明確で、塗料の種類や工程について丁寧に説明してくれる業者を選びましょう。
- 保証内容: 工事後の保証内容を確認し、万が一のトラブルにも対応してくれる業者を選びましょう。
まとめ：大切な住まいを守るために、屋根塗装は必要不可欠
屋根塗装は、単なる美観維持だけでなく、住まいの防水性、耐久性を高め、資産価値を守るために必要不可欠なメンテナンスです。放置することで、雨漏りや建物の劣化といった深刻なトラブルを引き起こす可能性があります。
大切な住まいを長く快適に保つために、適切な時期に信頼できる業者に依頼し、屋根塗装を行うことを強くおすすめします。
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